7月6日(水)、北九州市立商工貿易会館にて旦過地区まちづくり整備準備委員会による報告会が行われました。
その際に使用されました資料を公開いたします。
<下記、資料より委員長挨拶を抜粋して掲載>
旦過市場は、小倉都心部の重要な商業核の1つとして、約100 年にわたり食品等を提供する重責を担ってきました。
一方、神嶽川の溢水による度重なる浸水被害に加え、密集した木造建築物や道路が狭小であるなど、火災・延焼等の課題を抱えています。また、対岸の護岸が老朽化に伴い一部崩落しており、同時期に施工されたと思われる市場側の護岸も、崩落の危険性が高まっています。
旦過市場がこれからも小倉都心部の魅力ある市場として継続するためには、お客様が安全・安心に買物ができるとともに衛生的であることが望まれており、その実現には神嶽川の河川改修と市場の再整備が必要です。
そのため、平成24 年度以降、北九州市、まちづくり関係者と協働で『旦過地区まちづくり構想』、『旦過地区まちづくり整備計画』を策定するなど、河川改修と市場再整備の実現化に向けた取り組みを行ってきています。
この度、市場内の皆様から付託を受けて設立した『旦過まちづくり整備準備委員会』では、これまでの取り組みを踏まえ、様々な検証を行いながら、市場再整備の実現化に向けた具体的な検討を重ねてきました。
旦過市場が今後50年、100年先も繁栄でき、小倉都心部の魅力をさらに高めることができるよう、委員一同、不退転の決意で取り組んでいきたいと考えておりますので、これからもご理解とご協力をお願いいたします。
旦過地区まちづくり整備準備委員会
委員長 黒瀬 善裕
旦過地区まちづくり基本計画 報告書(PDFファイル。別ウインドウが開きます)